九蓮宝燈(ちゅーれんぽうとう)とは?由来・成立条件・待ち方・役満の点数計算【麻雀用語】

九蓮宝燈は麻雀の中でも特に美しいと呼ばれる役です。その難易度や確率の低さから「あがったら死ぬ」と言われるほど難しい役なので、役満あるいはダブル役満として扱われます。

このページでは、九蓮宝燈の成立条件・点数・難易度や純正九蓮宝燈と通常の九蓮宝燈の違い、清一色との違いなどを説明します。

九蓮宝燈とは?

九蓮宝燈(読み方:ちゅーれんぽうとう)とは、「1112345678999+同種の数牌1枚」の条件で成立する役満です

九蓮宝燈

特定の組み合わせで構成された特殊な役で、通常、手牌が非常に特定の形をしている必要があります。

ここでは、九蓮宝燈の条件・点数・難易度を中心に説明します。

九蓮宝燈の意味・由来

九蓮宝燈の由来は、中国の伝説に登場する九蓮宝燈のランプから来ています。その美しさと難しさがプレイヤーに憧れの対象となっています。

九蓮宝燈の成立条件

九蓮宝燈を成立させるためには、次の条件が満たされなければなりません。

九蓮宝燈の成立条件
  • 萬子(マンズ)、筒子(ピンズ)、索子(ソウズ)の三つのスーツからなる手牌であること
  • 1, 1, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 9, 9 の13枚の牌から成ること
  • 上記の牌以外に対子が含まれていてはならないこと

以上の条件を満たすことで、九蓮宝燈が成立します。

一種類の数牌だけで揃えるため清一色と同じ形になりますが、門前でツモによって和了ることも条件なので、鳴き(ポン・チー・カン)は認められません。また、アタマは面子(メンツ)と同じ種類の数牌です。

九蓮宝燈の点数

九蓮宝燈は役満のため点数は子32,000点、親48,000点です

後述しますが、純正九蓮宝燈と通常の九蓮宝燈で点数に差をつけることもあり、雀荘により純正の九蓮宝燈をダブル役満として計算することもあります。ダブル役満の場合、子64,000点、親96,000点です。

九蓮宝燈の確率・難易度

九蓮宝燈の出現率は約0.0005%と言われています

およそ20万回に1度しか現れないことからわかるように非常に難しい役です。

ただし、プロ雀士の小島武夫さんや岡田紗佳さんが麻雀の対局内で九蓮宝燈を達成しました。

映像に残る対局の中で出現していることも奇跡的ですが、成立難易度が高くても九蓮宝燈自体は不可能ではありません。

純正九蓮宝燈と九蓮宝燈・清一色の違い

純正九蓮宝燈と九蓮宝燈・清一色の違いを見てみましょう。

  • 9面待ちになるか?
  • 鳴き(ポン・チー・カン)をしていないか?

この2点が主な違いです。

純正九蓮宝燈と九蓮宝燈の違い(9面待ちの有無)

純正九蓮宝燈は「1112345678999」の9面待ちでテンパイした場合が対象です。一方、普通の九蓮宝燈は特定の数牌が来たときのみ和了れるテンパイに限ります。

純正九蓮宝燈

冒頭に紹介したケースでは「伍萬」に限らず、どの萬子を引いてもツモ(9面待ち)になる状態です。

九蓮宝燈

九蓮宝燈

一方、以下のようなケースでは「四萬」でしか和了にならないため純正九蓮宝燈ではありません。

九蓮宝燈

ただし、純正九蓮宝燈でなくとも役満扱いされます。雀荘によってはダブル役満にならず非常に高い難易度であることも考えると、純正であることにこだわる必要はありません。

九蓮宝燈と清一色の違い

前述のとおり、九蓮宝燈は門前の状態でテンパイし、自力でツモによって和了する必要があるため、清一色と違いポン・チー・カンなどの鳴きは認められません。他家(他プレイヤー)の捨て牌を拾えないことが難易度をより高いものにしています。